今日の出来事、北海道へ夫婦旅行、大函丸での90分。
12時20分出航の予定が約20分遅れの12時40分に大函丸は大間港を出港した。
20分遅れについても何もアナウンスも無ければ釈明も無い。一般の交通機関ではありえない事もこれぐらいの遅れは当たり前で何でも無い事のようだ。
20分遅れについても何もアナウンスも無ければ釈明も無い。一般の交通機関ではありえない事もこれぐらいの遅れは当たり前で何でも無い事のようだ。
これに対してクレームを付ける人も大騒ぎをする人もいない。
自分自身も平常心でいられる事が不思議であった。これが地下鉄の遅れとか、取引先との遅刻であったら20分もの遅れは事情が何であれ弁解の余地は無い。
自分自身も平常心でいられる事が不思議であった。これが地下鉄の遅れとか、取引先との遅刻であったら20分もの遅れは事情が何であれ弁解の余地は無い。
遅れを取り戻そうとする動きも無い。津軽海峡という海と対岸の北海道という雄大な大陸を目の前にして自分と言う人間の小ささを感じた。
これくらいの事でジタバタ騒ぐんじゃないぞ！、と言われているような気がした。
これくらいの事でジタバタ騒ぐんじゃないぞ！、と言われているような気がした。
昼食も終わり暫くは窓から外の海を眺めていた。海峡を挟んで、青森県と北海道は太古の昔から歴史的な繋がりと、お互いの存在に敬意を払いながら生きて来た。
段々と北海道が近づいてくる。着岸までにはあと30分ほどである。デッキに上がってみることにした。
段々と北海道が近づいてくる。着岸までにはあと30分ほどである。デッキに上がってみることにした。
狭いデッキに20人ほどが潮風に当たりながら景色を楽しんでいた。
